平和の鐘 2022

2022年8月6日、9日、15日

今年は、終戦から77年目でした。広島・長崎の原爆投下時刻、それに加えて、終戦記念日(8月15日 正午)に鐘を撞きました。

「本市では、「原爆の日」を迎えるに当たり、唯一の被爆国民としての体験を風化させることなく、原爆死没者の御冥福と核兵器の廃絶及び世界の恒久平和の実現を祈念するため、市内の各公共機関、事業所、諸団体等に御協力いただき、両日の原爆投下時刻にチャイム、サイレン、鐘等を吹鳴し、1分間の黙祷をささげたいと存じます。」  ※川崎市からの依頼文より

上述の通り、川崎市から、広島と長崎に原爆が投下された時刻に打鐘の依頼を受けています。稱名寺は「平和の鐘」として、隣接する下平間小学校の6年生を中心に学校を通しご案内をし、延べ人数で20名位の生徒さんと、先生・保護者の方々に参加していただけました。原爆のこと、川崎でも空襲があったこと、疎開のことなどを中心に住職のお話を聞き、鐘を撞きました。今年は感染症の状況も鑑み、特に広く広報は致しませんでしたが、「平和の鐘」は、小学生だけでなく、ご近所の方やご門徒も、参加していただいております。
感染症予防として、マスク着用、手指の消毒などをした上で、鐘を撞いてもらいました。

※川崎市からの依頼は原爆投下時刻の2回のみで、終戦記念日は稱名寺独自のものです。