2016年8月6日、9日、15日
今年は、終戦から71年目でした。広島・長崎の原爆投下時刻、それに加えて、終戦記念日(8月15日 正午)に鐘を撞きました。
「本市では、「原爆の日」を迎えるに当たり、唯一の被爆国民としての体験を風化させることなく、原爆死没者の御冥福と核兵器の廃絶及び世界の恒久平和の実現を祈念するため、市内の各公共機関、事業所、諸団体等にご協力いただき、両日の原爆投下時刻にチャイム、サイレン、鐘等を吹鳴し、1分間の黙祷を捧げたいと存じます。」 川崎市からの依頼文より
稱名寺は上述の通り、川崎市から、広島と長崎に原爆が投下された時刻に打鐘の依頼を受けています。「平和の鐘」として隣接する下平間小学校の6年生を中心にご案内と募集をし、延べ人数で30人位の生徒さんと、先生・保護者の方に参加していただけました。原爆のこと、川崎でも空襲があったこと、稱名寺も焼けたことなどを中心に住職やご門徒のお話を聞き、鐘を撞きました。
「平和の鐘」は、小学生だけでなく、ご近所の方やご門徒にもご案内し、参加していただいております。
※川崎市からの依頼は原爆投下時刻の2回のみで、終戦記念日は稱名寺独自のものです。