親鸞聖人 報恩講 2018

2018年10月27(土)・28日(日)

報恩講は浄土真宗の寺院で一年で一番大切な行事です。親鸞聖人のご命日が11月28日であることにより、本山東本願寺では、毎年11月28日までの一週間、また全国各地の真宗寺院ではその前後に必ず勤まります。稱名寺では10月27・28日に今年も一昼夜厳修されました。

今年は、27日に帰敬式を執行致しましたので、例年と日程が異なりました。

27日は開会後すぐにお斎をいただき、ご法話の後、逮夜法要を勤め、 28日は晨朝法要・お内仏勤行・ご法話・お斎(いとこ汁他 手作り精進料理)・日中法要。全日程終了後、懇親会。

ご法話は、坂田智亮氏(横浜別院輪番 福岡県みやま市 法讃寺住職)、講題 は「 凡愚(ぼんぐ)の身を生きる 」でした。お話は次号の稱名寺通信でご紹介致します。

ご参詣下さった方々、おみがき奉仕、受付、お斎の準備など、お手伝い下さったご門徒の皆様には厚く御礼申し上げます。

帰敬式(ききょうしき)

2018年10月27日(土)

稱名寺で帰敬式を執行致しました。今回は12名のご門徒が受式し、法名をいただきました。

以下帰敬式ご案内より抜粋。

「帰敬式(ききょうしき)」は、古来「おかみそり」の名前で親しまれている法要儀式です。「帰敬式」とは、阿弥陀様の尊前で、三宝(仏・法・僧)に帰依し、仏弟子(真宗門徒)として生きることを誓う大切な儀式であり、受式されると法名(他宗では戒名)が与えられます。浄土真宗では、宗祖親鸞聖人が自身を「釋親鸞」と名告られたことから、男性は釋○○・女性は釋尼○○と釋の一字がついた法名をいただきます。そこには世間の名前や暮らしの様々な違いを越えて、平等な関係がひらかれていることをあらわしています。法名は亡くなった時(死後)に付けられるもの、というのが今日の一般的理解のようですが、本来は「帰敬式」を受式し生前に授かるのが「法名」の大切な意味です。法名をいただき、南無阿弥陀仏の「法」を明らかにされた釈尊の教えに、人間としての生き方、あり方を問い、学んでいこうという出発の式が「帰敬式」であります。それは人間としての第二の誕生とも言われております。

秋のおみがき奉仕

10月22日(月) 今週末に迎える報恩講に向けてのお磨き奉仕を行いました。

仏具のお磨き(仏具は真鍮製なので磨くと輝きます)、本堂・庫裡の清掃を15名のご門徒さんとご一緒にしました。ました。先だっての台風の影響か、ホコリなど汚れが例年より多く、拭き掃除が大変でした。一つ一つ丁寧に磨かれた仏具を荘厳し、報恩講(10月27・28日)が勤まります。ご奉仕いただいた方々、お疲れ様でした。ありがとうございました。

お磨き奉仕は年2回です。次回は5月の永代経前に行います。どなたさまでもご参加できます。

帰敬式受式者事前学習会

今月末の報恩講とともに執行する、帰敬式の受式者事前学習会を開催致しました。住職が、帰敬式の願い、法名についてなどのお話をした後、お一人お一人のこれまでの歩みや、受式を考えた経緯などお話しいただきました。後半は勤行の練習と、当日の流れの確認を致しました。

台風被害報告

昨晩通過した台風24号。被災された皆様にお見舞い申し上げます。
稱名寺では強風で本堂の瓦が一部飛ばされました。早急に修理致します。

 

10月5日追記
雨漏りを防ぐため仮の補修をしていただきました。

 

9月の同朋の会

9月28日 9月の同朋の会が開かれました。

10月は報恩講のためお休みです。報恩講(27・28日)にご参詣下さい。 次回は11月28日 午後7時~9時 です。 どなたでもご参加できます。お時間にお寺までお越し下さい。