宗祖親鸞聖人 報恩講 2012

2012年10月27・28日

浄土真宗の寺院で一年で一番大切な行事、報恩講は親鸞聖人のご命日が11月28日であるため、その前後に本山東本願寺をはじめ、全国各地の真宗寺院で勤まります。稱名寺では27・28日に今年も一昼夜厳修されました。

逮夜・日中法要合わせて、延べ人数で約100名ほど(子ども報恩講は除く)のご門徒がつどい、報恩講を勤めることが出来ました。ご参詣いただき、ありがとうございました。

日程は、
27日は逮夜法要・ご法話・お斎(小豆粥) 、合わせて午後に子ども報恩講
28日は晨朝法要、お内仏勤行、ビデオ上映、お斎(いとこ汁他 手作り精進料理)・日中法要、ご法話
全日程終了後、懇親会

ご法話は、横浜別院輪番 竹部俊惠氏 (富山県南砺市 妙蓮寺住職) でした。

なお、おみがき奉仕、仏華生け、受付、お斎の準備など、たくさんのご門徒にお手伝いいただきました。ありがとうございました。

 

子ども報恩講2012

2012年10月27日(土)

稱名寺の報恩講は毎年、10月最終土日、一昼夜勤まります。1日目の逮夜法要の始まる前、午後の時間を昨年から「子ども報恩講」として、お子さまと一緒に勤めています。

今回は、ご家族27組、子どもさん50人の参加をいただきました。 ご門徒さんのご家族や、副住職の子どもの友達のご家族、ご近所の方、たくさんのお申し込みをいただき、定員を超えてしまったので、事前に申込をいただいた方のみで締め切らせていただきました。

2時開会で、内容はうでわ念珠作り、本堂での勤行、お話、クイズ、絵本の読み聞かせ、そして、恒例の境内での昔遊び(竹馬、ベーゴマ、メンコ)など。あっという間に閉会時刻の4時半になってしまいました。

ご門徒7名ほど、うでわ念珠の作り方指導のために、ご協力いただきました。 みんな苦戦していましたが、無事にそれぞれ世界で一つだけのうでわ念珠を作り、たくさんの笑顔を見ることができたひとときになりました。

ご参加いただいた方々、お手伝いをいただいた皆様、ありがとうございました。 稱名寺の子ども向け行事、次回は、春の花まつり(来年は4月7日)を予定しています。

 

 

お磨き奉仕

10月22日(月) 報恩講に向けてのお磨き奉仕を行いました。

午前中は仏具のお磨き(仏具は真鍮製なので磨くと輝きます)。昼食後は、本堂・庫裡・境内の清掃です。19名のご門徒さんと、住職、坊守、副住職、准坊守で行いました。一つ一つ丁寧に磨かれた仏具を荘厳し、報恩講(10月27・28日)が勤まります。ご奉仕いただいた方々、お疲れ様でした。ありがとうございました。

お磨き奉仕は年2回です。次回は春の永代経前に行います。どなたさまでもご参加できます。

称友会親睦旅行

2012年10月13・14日

例年、除夜の鐘や花まつりなどのお手伝いをいただいている称友会の旅行で福島県へ行って参りました。数年に一度開催している懇親の旅行ですが、今回は、福島県いわき市にある真宗大谷派明賢寺様に立ち寄り、震災での被害、仙台教区仏青が行ってきたボランティア活動のこと、福島第一原子力発電所に近い場所での生活についてお話を伺いました。
また、国道6号線を北上し通行止め箇所まで見て参りました。車で走りながら、国道沿いを見ただけですが、今年になり警戒区域がとかれた所は、住民の方の姿はまばらで、特に本来は稲刈りの時期で、何もなければ黄金色の稲穂であふれているであろう田んぼが、セイタカアワダチソウとススキが伸び放題の異様な風景になっているのが印象的でした。また、いわき市の沿岸部もかなりの家が津波被害にあっていました。宿泊は、いわき湯本温泉で、7名の参加で一泊二日の旅でした。

仙台仏青 たちあがれ自分 http://namaste.digick.jp/tatiagare/index.html 仙台教区の若手の活動

明賢寺の副住職さんと坊守さんからのお話抜粋(箇条書き)
原発事故のことを、いわきの人から見たら双葉や大熊などの問題、会津の人から見たら浜通りの問題、東北他県の人から見たら福島の問題、関東の人から見たら東北の問題、西日本の人から見たら東日本の問題、世界の人から見たら日本の問題、・・・でも宇宙から見たら地球の問題。自分は当事者ではないとする意識がどうしても出てくる。
人によって、同じ地域に住んでいても色々な考え方がある。福島産の食べ物をどうするにしても、食べるべきだ、食べないべきだなどお互いが主張し強制しあってはいけない。
近くの公園にモニタリングポストがあり線量が表示してある。数値が低いから安心だと言っても、モニタリングポストの周辺は徹底的に除染がされている。同じ公園内でも全然違う。
自分の家を除染しても、出た放射性廃棄物は敷地内に置いておくしかない。一番自分の家から離そうとすると、実は隣の家の一番近くになる。
風評被害。まったく検出されないなら完全に風評被害であると言えるが、少ないにしろ0でないなら、単純に風評とは言えない。他県の方が、たまに食べるくらいなら問題はまずないと考えられるが、福島に住みながら毎日食べ続けることは蓄積されてくるので、基準値以下でも安全だと言い難い。
心配だから他県に避難したらどうですかという優しさも、様々な事情で避難できず、その土地で生きている人にとっては言われたくない言葉。
南相馬が仙台に行くよりも遠くなってしまった。
毎年の春の永代経で、お斎に出していた境内の竹の子が食べられなくなってしまった。

稱名寺では、戦争により供出後返還されなかった梵鐘を1975年に新たに建立した後、除夜の鐘を例年地域の方に公開し撞いてもらっています。称友会はこの除夜の鐘を実施するための集まりとして始まりました。 昨年の除夜の鐘では、一打に付き500円を東日本大震災救援金としていただきました。この旅行を通して継続的な支援を行いたいと会の中で話がまとまり、今年も救援金をいただく形で実施することが決定しました。詳細は後日ご案内します。

親鸞聖人 報恩講 ご案内

報恩講のご案内

日時 2012年10月27日(土)・28日(日)

 日程・詳細は下の画像をクリックしてPDFをご覧下さい。
お磨き奉仕は10月22日(月)に行います。報恩講ご案内に詳細があります。

ご門徒には郵送にてご案内しております。出欠を返信はがきでお知らせ下さい。
稱名寺のご門徒でなくともお参りいただけます。お寺までお問い合わせ下さい。

報恩講のご案内2012

子ども報恩講のご案内2012
10月20日 子ども報恩講は定員になりましたので申込を終了しました。

稱名寺通信 第1号

この度、初めて稱名寺の寺報「稱名寺通信」を発行致しました。今後、秋と春の年2回発行する予定です。

5月の永代経法話、行事報告・予定、年回表などが掲載されております。

下の表紙画像をクリックしてご覧下さい。(PDF)

報恩講のご案内等発送しました

10月1日に報恩講のご案内などをご門徒宛に発送致しました。

内容は 「報恩講ご案内」 「子ども報恩講ご案内」 「返信はがき」 「稱名寺通信」です。

日時内容をご確認の上、出欠を返信はがきにてお知らせ下さい。

「稱名寺通信」は、これまで報恩講・永代経のご案内とともに年2回「行事報告とご案内」としてお知らせしていたものを、寺報(お寺の広報紙)として今回初めて編集・発行させていただきました。5月永代経の法話、行事報告・予定、年回表などが掲載されております。今後年2回発行し、ご門徒の声などさらに内容を充実させていきたいと思っております。是非ご覧下さい。

台風被害

昨晩関東を通過した台風17号。雨はそれほどではありませんでしたが、強風で本堂の瓦が一部飛ばされました。早急に修理致します。

10月2日追記
本日雨漏りの恐れがある部分だけ、仮の瓦を入れてもらいました。本格的な補修はまた後日になるそうです。

10月19日追記
16・17日の2日間職人さんが入り、瓦修理の工事が終了しました。